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社員の採用、異動時の税務労務

2018年11月06日

社員の採用、異動時の税務労務

年末は、社員の入社や従業員の扶養家族の異動などに伴い、税務や社会保険事務が多くなる時期です。届出や手続について解説します。

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1 扶養に異動があれば扶養控除等申告書の提出が必要

年度途中で従業員の結婚や出産、配偶者のパート勤務など、扶養家族に異動があった場合にその都度、従業員から扶養控除等 異動申告書の提出を受ける必要があります

 

2 社員が入社した場合の税務・社会保険の手続

新たに社員が入社した場合、税務・社会保険の手続が必要になるため、新入社員から、履歴書や被扶養者の情報などの必要書類を提出してもらいます。

 

  • 扶養控除等(異動)申告書の提出とマイナンバーの取得

入社時に提出を受ける扶養控除等(異動)申告書には、マイナンバーを記載してもらいます。

マイナンバーを取得する際、利用目的の説明が必要なため、入社時の提出書類の案内書に、あらかじめ利用目的を記載しておきます。

 

  • 社会保険・雇用保険の資格取得の届出

社会保険関係については新入社員が入社すると、健康保険・厚生年金保険、雇用保険の資格取得などの手続が必要になります。

届出書類の作成の際は、入社時に提出を受ける書類(履歴書、年金手帳、被扶養者の情報など)の内容を確認します。

 

  • 健康保険・厚生年金保険の手続

会社の所在地を管轄する年金事務所(又は加入している健康保険組合、厚生年金基金)に「健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届」を提出します。

手続は被扶養者の有無によって、届出書類が異なります。

被扶養者に該当するかどうか、収入要件(所得で130万円)の確認が必要になります。

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